渋沢丘陵考について

ご紹介:渋沢丘陵南麗に巨大霊園が建設中です

渋沢丘陵巨大霊園について
渋沢丘陵巨大霊園とは八国見山南面 中村川源流標高差100m・30度~35度の急傾斜地を削り埋立て、20ヘクタール(東京ドームの4.5倍)、1万5000区画(秦野市の需要は250基/年間)の墓地開発計画で、事業者は公益財団法人相模メモリアルパークです。

国・県・市も「保全すべきだ」と言っている土地です
境省は「里地里山保全モデル地域」に選定。神奈川県の環境評価書はA1・1級緑地と評価し、地形、水系、緑を一体として保全する必要があるとしています。秦野市も緑の基本計画で「渋沢地区保全配慮地区」としています。


渋沢丘陵は、どこに

地質学的に見て、渋沢丘陵という呼び方は正式にはありません。
大磯丘陵と呼ばれる東西11キロ,南北10キロの広大な地塊の西北端にあたる部分が渋沢丘陵です

この「渋沢丘陵」と地元の人々やハイカーが親しみを込めて呼ぶところは、渋沢断層崖に区切られ、基盤となる岩が露出するような、大磯丘陵の中でもとりわけ急峻で複雑な地形をもつ山地性の地域なのです。

渋沢丘陵の自然評価

渋沢丘陵の自然に対する神奈川県の評価は、非常に高く最高点のA-1の評価をつけられています。評価表を以下に示します。

これだけの評価を下し、保存が望ましいとしながら、大規模霊園開発を許可したことに対して、非常な矛盾を感じるのは、私達だけではないと思います。